Dior/クリスチャンディオール レザーハンドバッグ 修理実績【レボラボ】
2023/07/26
【素材】ラムスキン 【カラー】ブラック
【修理内容】トータルカラーリペア、金具磨き
【参考修理料金】22,000円〜
※状態やお色によって異なりますので、一度LINEにて
お見積もりをご相談くださいませ。
Christian Dior/クリスチャンディオール
レディディオール
カナージュ レザーハンドバッグ
Before 01
四隅画像
特に四隅に擦れ傷が目立っておりました。
また、全体的に革に栄養がなくなっており、保湿が必要な状態でした。
レボラボでは、ブランド価値を出来る限り損なわないような技術でお直しをさせていただいております。
After 01
【リペア・メンテナンス内容】
①全体クレンジング
②保湿・栄養補給
③ラムスキン専用補色補修
④全体お磨き+お仕上げ
初めに全体的な経年の汚れを落とすためのクレンジングをさせていただき、念入りに専用のクリームで保湿・栄養補給の下処理を行わせていただきました。
最初にこの処理を行わないと色が上手く乗ってくれません。 女性のお化粧の前のクレンジングと保湿をイメージしていただけますと分かりやすいかと思います。
その後、元の色に近い箇所を探して、その色を同じ色へ調色し、革表面のダメージを補修しながら全体的なお色の統一感を整えさせていただきました。
オリジナルに近づけるように少しずつ、少しずつ全体の表情のバランスを見ながら進めていきます。
【リペア・メンテナンス総括】
今回のご依頼のお品物は、今でも人気のバッグ、ディオール レディディオールでした!
ラムスキンということもあり、柔らかい素材の革なので、擦れ傷等は目立ってきてしまいますので、早めのメンテナンスが必要だなぁと感じました。
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お品物一つとっても、ブランド職人の想い、デザイナーのこだわり、使う人の想い(過去と未来)を出来る限り、我々職人は汲み取りながら作業にあたっております。
職人としてフェイクとリアルを考えることが需要であり、ただただ直すということはフェイクだと考えています。
では、リアルを追求するとはどういうことなのか?
それは、直したお品物がお客様の手に渡った時からが我々の役割の成果だと考えております。
直すことを目的にするのではなく、使い続けることを目的としてお直しをし、そこに加えて、ブランド価値やそのお品物の表情を出来る限り損なわないリペアを心掛けております。