株式会社MIP

CHANEL/シャネル マトラッセ チェーンショルダーバッグ 修理実績【レボラボ】

LINEで簡単見積 フォームで簡単見積

CHANEL/シャネル マトラッセ
チェーンショルダーバッグ 修理実績【レボラボ】

CHANEL/シャネル マトラッセ チェーンショルダーバッグ 修理実績【レボラボ】

2023/06/26

【素材】ラムスキン(仔羊革) 【カラー】ブラック
【修理内容】①シャネル専用カラーリペア、②チェーンメッキ再加工

CHANEL/シャネル マトラッセ
チェーンショルダーバッグ

Before 01

表側全体画像

革部分全体的に経年の色あせ・クスミがあり、革に栄養がなくなりお肌がカサカサになっておりました。

擦れやすい部分に擦れ剥げや擦り切れのダメージがございましたので、シャネルラムスキン専用の補色補修をご提案させていただきました。

シャネルラムスキン専用とは、ラム(仔羊革)は柔らかい質感が印象的な革ですが、お色を入れすぎると硬くなってしまうことが特徴です。

レボラボでは、シャネルのラムスキンの質感が硬くならない様にブランド価値を出来る限り損なわないような技術でお直しをさせていただいております。

After 01

【リペア・メンテナンス内容】
①全体クレンジング
②保湿・栄養補給
③シャネル ラムスキン専用補色補修
④全体お磨き+お仕上げ

非常に乾燥をしておりましたので、初めに全体的な経年の汚れを落とすためのクレンジングをさせていただき、念入りに専用のクリームで保湿・栄養補給の下処理を行わせていただきました。

1度の保湿では潤いが足りないほどのカサつきがありましたので数回に渡り保湿作業を行いました。

最初にこの処理を行わないと色が上手く乗ってくれません。

女性のお化粧の前のクレンジングと保湿をイメージしていただけますと分かりやすいかと思います。

その後、シャネルのブラックカラーを調色作成して、革表面のダメージを補修しながら全体的なお色の統一感を整えさせていただきました。

ブラックカラーといえどもブラック一色ではなく、他のお色も入っておりますので、様々なお色を合わせて調色をしております。

シャネルのマトラッセはツヤ感も非常に大切な表情の一つですので、出来る限り元のツヤ感を取り戻せれるようにお仕上げをしております。

Before 02

チェーン金具全体画像

チェーン金具にメッキの剥がれやクスミがございました。

シャネルのマトラッセはバッグ本体のお色の色褪せと同時にこちらのチェーンの剥がれやクスミがあることが大変多くございます。

バッグ本体のみのお色を整えてもチェーンがこの状態だとバッグ全体の表情がどうしてもアンバランスになってしまいますので、セットでご依頼されるお客様が多いことが特徴となります。

After 02

【リペア・メンテナンス内容】
①革紐を外す
②古い金メッキの剥離
③再メッキ加工補修
④革レースの補色補修+チェーン編み込み
⑤本体へ取り付け

先ずは、編み込みレザーを取り外し、経年のクスミと擦れ剥げた金メッキを電解剥離をします。

その後、シャネルと同様のチェーンに再メッキ加工(24金メッキ)を施し直すことで新品時の光沢感や艶感まで改善されました!

シャネルのチェーンメッキは単純なゴールドメッキではなく、オレンジの蛍光色が入ったゴールドメッキとなっております。

当店では、しっかりと調合をしたメッキ液で再加工をさせていただいておりますので、ご安心いただければと思います。

編み込み革には、擦れや色褪せ(退色)が見受けられましたので、本体の革と同様に保湿や補色補修を行わせていただきました。

【リペア・メンテナンス総括】

今回のご依頼のお品物は、シャネルの定番でお馴染みのマトラッセ チェーンショルダーバッグでした!

ラムスキン(仔羊革)は、無理に補色補修をすると硬化して質感が変わりやすいデリケートな革ですので、特有の質感を損なわない様に使用する染料や資材も専用の物を調合して作製をさせていただいております。

経年的な理由により、保湿がどんどんなくなってくると擦れ傷や色褪せが目立ってきてしまいますので、そうなってしまう前に一度ご相談いただけますと費用も抑えられます。

この定番のマトラッセは当店で一番ご依頼の多いお品物ですので、ご安心いただければと思います。

冠婚葬祭や式典、普段使いなど、ありとあらゆるシチュエーションで活躍をしてくれるマトラッセですので、いざという時に気兼ねなくお使いいただけるよう、まずは無料お見積もりをお気軽にご相談くださいませ。

お品物一つとっても、ブランド職人の想い、デザイナーのこだわり、使う人の想い(過去と未来)を出来る限り、我々職人は汲み取りながら作業にあたっております。

職人としてフェイクとリアルを考えることが需要であり、ただただ直すということはフェイクだと考えています。
では、リアルを追求するとはどういうことなのか?
それは、直したお品物がお客様の手に渡った時からが我々の役割の成果だと考えております。
直すことを目的にするのではなく、使い続けることを目的としてお直しをして、そこに加えて、ブランド価値やそのお品物の表情を出来る限り損なわないリペアを心掛けております。

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。