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GUCCI/グッチ GGスプリーム トートバッグ 修理事例【レボラボ】

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GUCCI/グッチ GGスプリーム
トートバッグ 修理事例【レボラボ】

GUCCI/グッチ GGスプリーム トートバッグ 修理事例【レボラボ】

2022/11/18

【素材】PVC生地×ピッグスキン(豚革) 【カラー】ブラウン
【お修理内容】①トータルカラーリペア(革部分の全体補色補修)、②金具再メッキ加工

GUCCI/グッチ GGスプリーム
シェリーライン トートバッグ

Before 01

革部分のダメージ画像

革部分が全体的に経年による色褪せ(退色)や擦れ剥げのダメージが目立っておりました。

特に開口部の巻き革部分は、革の乾燥によって革表面にひび割れを起こしそうになっている状態です。

After 01

【リペア・メンテナンス内容】
①トータルカラーリペア
・全体クレンジング
・保湿・栄養補給
・革部分全体の補色補修

始めに全体的な経年の汚れを落とすためのクレンジングをさせていただき、次に弊社専用のクリームで保湿・栄養補給の下処理をしっかりと行いました。

その後、元々の革色に合わせて染料や顔料を作成して、革表面のダメージを補修しながら全体的なお色の統一感を整えさせていただきました。

Before 02

エンブレム金具ダメージ画像

金具にも擦れによるメッキ剥げや小傷、経年によるクスミが気になる状態でした。

After 02

【リペア・メンテナンス内容】
②金具再メッキ加工
・金具全体のお磨き
・再メッキ加工(24金メッキ)

先ずは小傷やクスミを除去するための金具磨きを行って金具表面に光沢感を改善します。

その後、金具表面に新品時と同じ24金メッキを加工することで艶感と発色も改善させることが可能です。

 

【リペア・メンテナンス総括】

今回のご依頼は、オールドグッチと呼ばれるグッチのヴィンテージバッグのご相談でした👜

ヴィンテージ製品ということもあり、バッグ全体に相応のダメージが起きている状態でした💦

製造年代の古いグッチ製品のバッグには、ピッグスキンという豚の革が使用されていることが多いのですが、ピッグスキンは革表面に特徴的なシボというシワや毛穴がありますので、無理に色を塗ってしまうとこの特徴的な革の風合いが損なわれてしまいます。

今回は、革も非常に乾燥した状態でしたので、必要な保湿や栄養補給のケアをしっかり行なって十分革に馴染んだ状態に下処理を行なってから、補色補修を行うことで自然な仕上がりにすることができました!

金具の方も新品時の光沢感や艶感が戻ったことで、全体の見た目も締まりましたね👍

ヴィンテージバッグも定期的なケアやリペアメンテナンスをすることで、まだまだ長くお使いいただけますので、諦めてしまわずに是非ご相談ください!

 

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