【2026年最新】ハイブランドの値上げが止まらない!「今あるバッグ」をリペアして使い続けるのが、最大のサステナブルかつ賢い選択である理由
2026/05/27
こんにちは。
ブランドバッグ・財布修理専門店「レボラボ」です。
ここ数年、エルメスやシャネル、ルイ・ヴィトンなど、ハイブランドの価格改定が続いていますよね。
ニュースを見るたびに、
「また値上げ…?」
「昔はもっと手が届きやすかったのに」
「今の価格じゃもう簡単には買えない…」
そう感じている方も多いのではないでしょうか。
実際、レボラボにも最近こんなご相談がかなり増えています。
「昔買ったバッグがボロボロになってしまった」
「買い替えたいけど、今の価格を見ると現実的じゃない」
「正規店で修理を断られてしまった」
でも、僕たちは思うんです。
今の時代、本当に価値があるのは“新しく買うこと”ではなく、“大切に使い続けること”なんじゃないか、と。
今回は、実際にご依頼いただいたシャネルの修理事例を交えながら、なぜ今「リペアして使う」という選択が注目されているのかを、職人目線でお話しします。
目次
クローゼットの奥に眠っていたシャネル
ある日、LINEに1件のお問い合わせが届きました。
送られてきた写真に写っていたのは、ブラックのシャネル・マトラッセ。
ただ、その状態は決して良いとは言えませんでした。
角は擦れて白っぽくなり、全体のツヤも消えてしまっている。
さらに内側は、加水分解によるベタつきと剥がれが進行していて、触ると黒い粉が手につく状態でした。
メッセージには、こう書かれていました。
「20代の頃に頑張って買った大切なバッグです。
当時は本当に嬉しくて、毎日のように使っていました。
でも傷やベタつきが気になって、気づけばずっとクローゼットにしまったままに…。
最近また使いたいと思ったんですが、状態がひどくてショックでした。
新しく買い直そうと思って店舗を見に行ったんですが、値段を見て驚きました。昔とは比べものにならないくらい高くなっていて…。
もう処分するしかないのかなと思っています。」
このメッセージ、実は特別なケースではありません。
今、本当に同じ悩みを持っている方が増えています。
「買い替える」より「直して使う」が選ばれる時代に
以前なら、
「古くなったから新しいものに買い替える」
という考え方が一般的でした。
でも、2026年の今は少し変わってきています。
理由はシンプルで、“良いものを長く使う価値”を、多くの人が改めて感じ始めているからです。
1. 今のハイブランドは、簡単に買い替えられる価格ではない
例えばシャネルのマトラッセ。
数年前と比べても、かなり価格が上がっています。
モデルによっては100万円を超えることも珍しくありません。
もちろん新品は素敵です。
ただ、「気軽に買い直す」という感覚ではなくなってきているのも事実です。
一方で、傷補修や染め直し、内装交換などの修理であれば、新品購入よりずっと現実的な費用で、また綺麗に使える状態へ戻せます。
「まだ使えるものを、ちゃんと直して使う」
この考え方が、以前より自然になってきているんです。
2. 本当に良い革は、きちんと手をかければ蘇る
ハイブランドのバッグに使われている革は、やはり品質が違います。
長年使っていても、適切な補修やメンテナンスをすれば、驚くほど綺麗に戻るケースが多いんです。
特にシャネルやエルメスなどは、革そのもののポテンシャルが高い。
だからこそ僕たち職人も、
「これはまだまだ使える」
と感じるバッグにたくさん出会います。
ボロボロに見えても、実際には“眠っているだけ”ということも少なくありません。
3. 「使い込まれたバッグ」にしか出せない魅力がある
新品には新品の美しさがあります。
でも、長年使われてきたバッグには、その人だけの空気感があります。
仕事を頑張っていた時期。
子育て中によく持っていた日。
旅行や記念日。
バッグって、不思議なくらい思い出が残るんですよね。
だから修理後に、
「また使えるようになって嬉しいです」
と言っていただける瞬間は、本当に嬉しいです。
レボラボの修理は、“ただ塗る”わけではありません
よくあるご質問で、
「色を塗るだけなんですか?」
と聞かれることがあります。
でも実際は、そんな単純な作業ではありません。
例えば今回のシャネル。
まずは汚れや古い油分を丁寧に落とし、革の状態を整えるところから始まります。
その後、劣化した内装を取り外し、新しい生地へ交換。
色補修も、既製品の黒をそのまま使うわけではありません。
バッグごとの色味に合わせて、その都度調色しています。
黒にも、
少し青みがある黒
柔らかい黒
深みのある黒
など細かな違いがあるからです。
さらに最後は、シャネル特有の上品なツヤ感を再現していきます。
ここは特に職人の感覚が出る部分ですね。
ツヤを出しすぎると不自然になりますし、逆にマットすぎてもシャネルらしさが消えてしまう。
このバランスは毎回かなり神経を使います。
修理後、お客様から届いたメッセージ
数週間後、修理が完了したバッグを発送しました。
そして後日、お客様から長文のLINEをいただきました。
「箱を開けた瞬間、思わず声が出ました。
昔のバッグが戻ってきた、というより、“また一緒に出かけられる”感覚でした。
このバッグを見ると、20代の頃の自分を思い出します。
あの頃は毎日必死でしたが、頑張って買ったバッグだからこそ、本当に思い入れがあって…。
また使えるようにしていただいて、本当にありがとうございました。」
この仕事をしていると、
“バッグを修理している”
というより、
“思い出を繋いでいる”
感覚になることがあります。
だから僕たちも、毎回真剣です。
「サステナブル」が、いま改めて注目されている理由
最近はファッション業界でも、「サステナブル」という言葉を目にする機会が本当に増えました。
ただ、僕たちは思うんです。
本当のサステナブルって、“無理をすること”ではなく、「良いものを、きちんと長く使うこと」なんじゃないかと。
ハイブランドのバッグって、もともと数年で使い捨てる前提では作られていません。
エルメスも、シャネルも、ルイ・ヴィトンも。
職人が時間をかけて仕立てた上質な革製品だからこそ、本来は10年、20年、それ以上使い続けられるポテンシャルがあります。
実際に、海外では“修理しながら使う文化”はかなり根付いています。
少し擦れたら直す。
内側が傷んだら交換する。
汚れたらメンテナンスする。
それを繰り返しながら、自分だけのヴィンテージに育てていく。
この感覚って、実はすごく贅沢で、すごく格好いいことだと思うんです。
新品を次々買い替える時代から、
「気に入ったものを長く大切に使う時代」へ。
2026年の今、ハイブランドのリペア需要が増えている背景には、単なる節約だけではなく、“サステナブルな価値観の変化”も確実にあると感じています。
だからこそ僕たちも、ただ綺麗に直すだけではなく、
「このバッグを、これから先もまた長く使ってもらえる状態に戻す」
そこを一番大切にしながら、日々リペアをしています。
まとめ|「もう古いから」と諦める前に
値上げが続く今だからこそ、
「今持っているものを大切に使う」
という価値は、これからもっと大きくなっていくと思います。
もし今、
擦れが気になって使えない
内側がベタベタしている
色褪せて持つのが恥ずかしい
正規店で断られてしまった
そんなバッグがあるなら、一度ご相談ください。
レボラボでは、LINEで写真を送っていただければ、職人が直接状態を確認し、修理内容をご提案しています。
もちろん全国対応・郵送修理OKです。
クローゼットの奥に眠っているそのバッグ、
もう一度、使いたくなる姿に戻せるかもしれません。
「これ直せるかな?」
と思ったら、まずはお気軽にLINEからご相談ください。

