LOUIS VUITTON/ルイヴィトン モノグラム ヴィクトリーヌ 修理実績【レボラボ】
2025/02/14
【ライン名】モノグラムライン
【製品名】ポルト フォイユ・ヴィクトリーヌ
【素材】PVC生地×グレインカーフ(型押し仔牛革)
【カラー】モノグラム×ピンク系
【修理内容】①ポイントカラーリペア、②ほつれ補修、③ホック交換、④コバ補修
【参考修理金額】25,000円〜35,000円
※状態・素材・サイズ・お色によって異なりますので、
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LOUIS VUITTON/ルイヴィトン
モノグラム ヴィクトリーヌ
コンパクト財布 修理実績【レボラボ】
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Before 01
財布前面のダメージ画像
PVC生地のモノグラム柄の生地は全体的に経年の汚れやクスミ、若干生地の縮みがあり、正面ホックは元々ピンクの革が巻かれたくるみボタンでしたが、革が破れて金具が露出してしまっている状態でした。
他にも角のステッチ(縫製)のほつれやお財布全体の縁周りのコバが擦れによって剥がれてしまっていました。
内側は、ピンクのグレインカーフ(型押し仔牛革)でしたが、部分的に汚れや黒ずみがございました。
今回は、内側革のクレンジングとポイントカラーリペア、ホック交換、ほつれ補修、コバ補修のお修理をご提案させていただきました。
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After 01
【リペア・メンテナンス内容】
①全体クレンジング+内側革クレンジング
②内側革にポイントカラーリペア
③ホック交換+全体コバ補修
④全体お磨き+お仕上げ
先ずは、各全体のクレンジングを行い、内側は革専用のクレンジングをした後に保湿と栄養補給を行なって革を休ませます。
次に古いホック金具を外し、同じサイズの金具にピンクの革を巻いてくるみボタンを作製し取り付けします。
次にステッチ(縫製)にほつれを起こしていた箇所を同色の縫製糸で再縫合を施します。その後、縁周りの古いコバを一度綺麗に剥がして成型をしてからルイヴィトンのコバ色と同じ新しいコバを作製させていただきました。
最後に内側の革の色褪せや黒ずみを周囲のピンク色と整えるためのポイントカラーをさせていただき、全体をお磨きしお仕上げをさせていただきました。
【リペア・メンテナンス総括】
今回のご依頼のお品物は、 LOUIS VUITTON/ルイ・ヴィトン モノグラムライン ポルト フォイユ・ヴィクトリーヌ コンパクトウォレット(財布)のお修理をさせていただきました!
ずっと持っているとその変化に気付きにくいですが、徐々に褪色をしていってしまうのがシャネルブラックの特徴でもあります。でもこのダメージは、レボラボが研究開発したシャネル専用のカラーリペアでラムスキンの柔軟な質感を損なわずに新品当時のシャネルブラックまで改善させることができますので、お気に入りのバッグが気になってきたら是非ご相談ください!
長い年月を経過すると、どうしても劣化してしまう部位はございます。
放置をしておくとあらゆる部位に劣化が起きてしまっていることもございますので、定期的に使用していないお品物の点検をしてあげてください。
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お品物一つとっても、ブランド職人の想い、デザイナーのこだわり、使う人の想い(過去と未来)を出来る限り、我々職人は汲み取りながら作業にあたっております。
職人としてフェイクとリアルを考えることが需要であり、ただただ直すということはフェイクだと考えています。
では、リアルを追求するとはどういうことなのか?
それは、直したお品物がお客様の手に渡った時からが我々の役割の成果だと考えております。
直すことを目的にするのではなく、使い続けることを目的としてお直しをし、そこに加えて、ブランド価値やそのお品物の表情を出来る限り損なわないリペアを心掛けております。
今後もブランド品クリニックの様な立ち位置で、皆様のご愛用の品物をメンテナンスさせていただきます!