CHANEL/シャネル ボーイシャネル ロングウォレット 長財布 修理実績【レボラボ】
2024/11/18
【ライン名】ボーイシャネル
【素材】ラムスキン
【カラー】ブルー系
【修理内容】①シャネル専用カラーリペア、②破れ補修、③メッキ加工
【参考修理金額】15,000〜25,000円
※状態・素材・サイズ・お色によって異なりますので、
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CHANEL/シャネル
ボーイシャネル ロングウォレット
長財布 修理実績【レボラボ】
Before 01
お財布全体ダメージ画像
革に必要な油分や水分量もなくなってしまい、革がカサカサの状態になり全体的にひどい変色や擦れや黒ずみのダメージが目立っておりました。
角縁には革の破れもあり、エンブレム金具(ココマーク)にはメッキ剥げのダメージもございましたので、破れ補修+全体的な色補修と金具の再メッキ加工のメンテナンスを行うご提案をさせていただきました。
After 01
【リペア・メンテナンス内容】
①全体クレンジング+保湿・栄養補給
②破れパテ補修+金具磨き+メッキ加工
③シャネル ラムスキン専用補色補修
④全体お磨き+お仕上げ
初めに全体的な経年の汚れを落とすためのクレンジングをさせていただき、念入りに専用のクリームで保湿・栄養補給の下処理を行わせていただきました。
革を休ませている間に破れてしまっていた角縁の革を補修し、金具には小傷やクスミを除去するためのお磨きを行った後にシャネルと同じ再メッキ加工(24金メッキ)を施させていただきました。
最後に革部分の全体的な色褪せや擦れ、黒ずみなどのダメージを補修しながら、元々のお色で統一感を整えさせていただきました。
【リペア・メンテナンス総括】
今回のご依頼のお品物は、 シャネル/ボーイシャネル ロングウォレット(長財布)のお修理をさせていただきました!
ここまで革に擦れ剥げを起こしているお品物もなかなか珍しいですが、とても長く愛用されており愛着もあることが想像できますので、細かな部分まで丁寧にお仕上げをさせていただきました!見違えるほどの仕上がりに大変喜んでいただけましたので職人冥利に尽きるお修理となりました!
長い年月を経過すると、どうしても劣化してしまう部位はございます。
放置をしておくとあらゆる部位に劣化が起きてしまっていることもございますので、定期的に使用していないお品物の点検をしてあげてください。
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お品物一つとっても、ブランド職人の想い、デザイナーのこだわり、使う人の想い(過去と未来)を出来る限り、我々職人は汲み取りながら作業にあたっております。
職人としてフェイクとリアルを考えることが需要であり、ただただ直すということはフェイクだと考えています。
では、リアルを追求するとはどういうことなのか?
それは、直したお品物がお客様の手に渡った時からが我々の役割の成果だと考えております。
直すことを目的にするのではなく、使い続けることを目的としてお直しをし、そこに加えて、ブランド価値やそのお品物の表情を出来る限り損なわないリペアを心掛けております。