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BOTTEGA VENETA/ボッテガヴェネタ イントレチャート 2WAYミニボストンバッグ 修理実績【レボラボ】

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BOTTEGA VENETA/ボッテガ・ヴェネタ
イントレチャート 2WAYミニボストンバッグ
修理実績【レボラボ】

BOTTEGA VENETA/ボッテガヴェネタ イントレチャート 2WAYミニボストンバッグ 修理実績【レボラボ】

2024/10/15

【素材】ラムスキン(仔羊革) 【カラー】ルージュ
【修理内容】トータルカラーリペア
【参考修理金額】18,000〜25,000円
※状態・サイズ・お色によって異なりますので、一度LINEにて
お見積もりをご相談くださいませ。

BOTTEGA VENETA/ボッテガ・ヴェネタ
イントレチャート 2WAYミニボストンバッグ
修理実績【レボラボ】

Before 01

バッグ全体画像

革に必要な油分や水分量もなくなってしまい、全体的に革がカサカサの状態になっておりました。

この状態で物や衣服に擦れると革表面が剥がれてしまって、直しにくいダメージへと進んでしまいます💦

革が乾燥してきたなというタイミングで、革クリームを使ってケアしてあげるとより長持ちしますし、日頃お手入れをしていただけていたら、仮に修理に出したとしても仕上がりが全く変わってきます!

今回は、全体的な色褪せと乾燥や部分的な擦れ剥げのダメージもございましたので、表側の革部分全体を捕食補修するトータルカラーリペアをご提案させていただきました。

After 01

【リペア・メンテナンス内容】
①全体クレンジング
②保湿・栄養補給
③シャネル ラムスキン専用補色補修
④全体お磨き+お仕上げ

初めに全体的な経年の汚れを落とすためのクレンジングをさせていただき、念入りに専用のクリームで保湿・栄養補給の下処理を行わせていただきました。

保湿はやりすぎても良くないのですが、1度の保湿では潤いが足りなかったので数回に渡り保湿作業を行いました。

最初にこの処理を行わないと色が上手く乗ってくれません。 女性のお化粧の前のクレンジングと保湿をイメージしていただけますと分かりやすいかと思います。

その後、元の色に近い箇所を探して、その色を同じ色へ調色し、革表面のダメージを補修しながら全体的なお色の統一感を整えさせていただきました。

オリジナルに近づけるように少しずつ、少しずつ全体の表情のバランスを見ながら進めていきます。

Before 02

角擦れのダメージ画像

After 02

トータルカラーリペア後の画像

【リペア・メンテナンス総括】

今回のご依頼のお品物は、 ボッテガ・ヴェネタ/イントレチャート 2WAYミニボストンバッグのお修理をさせていただきました!

蛍光色の強い暖色系のお色は、一般的なブラックやブラウンなどの補色補修に比べて難易度が高く、単純に同じ色をダメージを受けた革に染色をしても色が沈んで色のトーンが整いません。レボラボでは、肌ケアやお化粧と同じ様な概念で、先ずはお化粧ののりを良くするための事前の革ケアを行なった後に調色作成した色をテストしながら調整し全体にお化粧の様に補色補修をいたします。最後に色落ちを軽減させるためのコーティングを施し磨いてお仕上げをさせていただきます。

長い年月を経過すると、どうしても劣化してしまう部位はございます。

放置をしておくとあらゆる部位に劣化が起きてしまっていることもございますので、定期的に使用していないお品物の点検をしてあげてください。

もし、気になることがございましたら、LINE友達追加をしていただき、困った時にいつでも気軽にLINEで聞ける「レボラボ」へご相談いただけますと、お客様のお直しコンシェルジュとしてお気軽にご相談いただくことが出来ますので、このページの一番下の「LINEで簡単見積」(緑のボタン)を押してご登録をお願いいたします。

お品物一つとっても、ブランド職人の想い、デザイナーのこだわり、使う人の想い(過去と未来)を出来る限り、我々職人は汲み取りながら作業にあたっております。

職人としてフェイクとリアルを考えることが需要であり、ただただ直すということはフェイクだと考えています。
では、リアルを追求するとはどういうことなのか?
それは、直したお品物がお客様の手に渡った時からが我々の役割の成果だと考えております。
直すことを目的にするのではなく、使い続けることを目的としてお直しをし、そこに加えて、ブランド価値やそのお品物の表情を出来る限り損なわないリペアを心掛けております。

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