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HERMES/エルメス ピコタンロック ハンドバッグ 修理実績【レボラボ】

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HERMES/エルメス
ピコタンロック ハンドバッグ
修理実績【レボラボ】

HERMES/エルメス ピコタンロック ハンドバッグ 修理実績【レボラボ】

2024/10/04

【素材】トリヨンクレマンス 【カラー】エトゥープ(グレー系)
【修理内容】ポイントカラーリペア(底面四隅)
【参考修理金額】10,000〜15,000円
※状態・素材・お色によって異なりますので、一度LINEにて
お見積もりをご相談くださいませ。

HERMES/エルメス
ピコタンロック ハンドバッグ
修理実績【レボラボ】

Before 01

バッグ全体画像

一見するとどこにダメージがあるのかわからない綺麗な状態に見えますが、よく擦れる底面の角部分が色褪せしてきている状態で、カデナ(南京錠)や底面のスタッズ金具も擦れによって色剥げや小傷が目立っておりました。

気付いたらこの様なダメージになっていた。。。という経験のある方も多いと思います。

愛用しているバッグもぜひチェックしてみてください。

After 01

【リペア・メンテナンス内容】
①全体クレンジング
②金具磨き+再メッキ加工
③保湿・栄養補給
④ポイントカラーリペア(底面四隅の補色補修)
⑤全体お磨き+お仕上げ

初めに全体的な経年の汚れを落とすためのクレンジングをさせていただき、念入りに専用のクリームで保湿・栄養補給の下処理を行わせていただきました。

保湿はやりすぎても良くないのですが、1度の保湿では潤いが足りなかったので数回に渡り保湿作業を行いました。

最初にこの処理を行わないと色が上手く乗ってくれません。 女性のお化粧の前のクレンジングと保湿をイメージしていただけますと分かりやすいかと思います。

革を休ませている間に細部の金具のお磨きと再メッキ加工を行い、金具のメッキ剥げや小傷を補修していきます。

最後に底面四隅の補修ですが、周囲のお色と整うように元色のエトゥープを調色作成し、角擦れのダメージを補修しながら補色補修をさせていただきました。

Before02

底面角擦れのダメージ画像

After02

底面角の修理後画像

【リペア・メンテナンス総括】

ご依頼のお品物は、エルメス/ピコタンロックのお修理をさせていただきました!

今回の様なダメージ程度であれば、新品時に近い程度まで改善ができて、コーティングも施しますので長持ちする仕上がりが可能ですし、お修理の費用も抑えられます。綺麗な状態を長く続ける秘訣でもありますので、革表面が擦り切れてしまう前にぜひご相談ください!

長い年月を経過すると、どうしても劣化してしまう部位はございます。

放置をしておくとあらゆる部位に劣化が起きてしまっていることもございますので、定期的に使用していないお品物の点検をしてあげてください。

もし、気になることがございましたら、LINE友達追加をしていただき、困った時にいつでも気軽にLINEで聞ける「レボラボ」へご相談いただけますと、お客様のお直しコンシェルジュとしてお気軽にご相談いただくことが出来ますので、このページの一番下の「LINEで簡単見積」(緑のボタン)を押してご登録をお願いいたします。

お品物一つとっても、ブランド職人の想い、デザイナーのこだわり、使う人の想い(過去と未来)を出来る限り、我々職人は汲み取りながら作業にあたっております。

職人としてフェイクとリアルを考えることが需要であり、ただただ直すということはフェイクだと考えています。
では、リアルを追求するとはどういうことなのか?
それは、直したお品物がお客様の手に渡った時からが我々の役割の成果だと考えております。
直すことを目的にするのではなく、使い続けることを目的としてお直しをし、そこに加えて、ブランド価値やそのお品物の表情を出来る限り損なわないリペアを心掛けております。

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