GUCCI/グッチ シェリー ショルダーバッグ 修理実績【レボラボ】
2023/07/01
【素材】カーフスキン(仔牛革) 【カラー】ブラック
【修理内容】ショルダー作製交換
GUCCI/グッチ
シェリーライン ショルダーバッグ
Before 01
ショルダー全体画像
こちらはショルダーの中の芯材や接着剤が劣化していることから起きている症状になります。
芯材を新しく交換することも可能ですが、バッグ本体に比べてショルダーの革自体も経年的な劣化が見られた為、この機会にショルダー全体を作製し交換することをご提案いたしました。
今回のバッグは、本体に使われている革(シュリンクレザー※シワのある革)とショルダーに使われている革(カーフスキン※シワのない革)の種類が違うデザインでしたが、こういった場合でもそれぞれの表情に合わせて元々に近しい革を選定して可能な限り購入時の状態を目指してお修理をさせていただきます。
レボラボでは、ブランド価値を出来る限り損なわないような技術でお直しをさせていただいております。
【リペア・メンテナンス総括】
今回のご依頼のお品物は、グッチ シェリーラインのショルダーバッグでした!
長い年月を経過すると、どうしても劣化してしまう部位はございます。
放置をしておくとあらゆる部位に劣化が起きてしまっていることもございますので、定期的に使用していないお品物の点検をしてあげてください。
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お品物一つとっても、ブランド職人の想い、デザイナーのこだわり、使う人の想い(過去と未来)を出来る限り、我々職人は汲み取りながら作業にあたっております。
職人としてフェイクとリアルを考えることが需要であり、ただただ直すということはフェイクだと考えています。
では、リアルを追求するとはどういうことなのか?
それは、直したお品物がお客様の手に渡った時からが我々の役割の成果だと考えております。
直すことを目的にするのではなく、使い続けることを目的としてお直しをし、そこに加えて、ブランド価値やそのお品物の表情を出来る限り損なわないリペアを心掛けております。