HERMES／エルメス バーキン ハンドバッグ 修理実績【レボラボ】
2021/10/09
【素材】ヴォーエプソン（型押しカーフスキン※仔牛革）
【カラー】バイカラー（ローズ系×シクラメン） 【縫製】内縫い
【お修理内容】ポイントカラーリペア（部分補色補修）
HERMES／エルメス
バーキン ヴォーエプソン
Before 01
底面角部分ダメージ画像
大きなダメージはございませんでしたが、どうしても良く擦れてしまう部分の底面角にはこの様に擦れ剥げのダメージがございました。
After 01
【リペア・メンテナンス内容】
①全体クレンジング
②保湿・栄養補給
③ポイントカラーリペア（ダメージ部分補色補修）
④全体お磨き＋お仕上げ
始めに全体的な経年の汚れを落とすためのクレンジングをさせていただき、次に弊社専用のクリームで保湿・栄養補給の下処理をしっかりと行いました。
その後、エルメスのそれぞれのカラーを調色作成して、革表面のダメージを補修しながら全体的なお色の統一感を整えさせていただきました。
Before 02
縁周りダメージ画像
背面の縁周りにも引っ掻いた様な擦れのダメージがございました。
After 02
【リペア・メンテナンス内容】
①After1と同じ補修内容
持ち手にも同様の補色補修とコバの擦れ剥げを改善するためのコバ補修を施させていただきました。
【リペア・メンテナンス総括】
今回のお修理も大変喜んでいただけるお仕上がりとなりました！！
ご依頼のお品物は、エルメスのバーキンで、革素材はヴォーエプソンのシクラメンとローズピンクのバイカラーで、縫製は内縫いでした♪
こちらのお品物は、オーナー様のこだわりでエルメスにパーソナルオーダーで製造を依頼されたバーキンで、エルメスの刻印と共に馬蹄刻印が施されておりました^ ^
エプソンレザーは、リニューアル前のクシュベルという革素材に良く似た細かな型押し模様が施されていますが、光沢感や革の硬さ、打刻刻印の年式などの違いで見分けることが可能ですので、レザーの違いで調色レシピを変更したり、仕上げの仕方を変更したりとエルメスなどの高級ブランドは修理職人の技量によって仕上がりが大きく変わってきますので、どの様に補修していくのかをしっかり確認していただき、安心して任せられる修理業者をお選びください^ ^
