HERMES/エルメス べアン 長財布 修理実績【レボラボ】
2025/03/17
【製品名】べアン ロングウォレット(長財布)
【素材】ヴォーエプソン(型押し仔牛革)
【カラー】ブルージーン
【修理内容】①エルメス専用カラーリペア、②ほつれ補修(3ヶ所)、③ベルト芯材交換
【参考修理金額】30,000〜40,000円
※状態・素材・サイズ・お色によって異なりますので、
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HERMES/エルメス
べアン 長財布
修理実績【レボラボ】

Before 01
財布前面の色褪せや変色、ベルトのダメージ画像
外側・内側共に目視で確認できる汚れやクスミがあり、革全体的に乾燥しており、革表面がカサカサとなって擦れ剥げが起こりやすい状態になっており元々の艶感も損なわれた状態でした。
他にも差し込みベルトと二つ折り部分に大きな縫製のほつれが起きており、芯材がボロボロの状態になっていました。
革自体がひどく乾燥していることで、側面や角縁などの擦れやすい部分にも擦れ剥げのダメージがありました。
今回は、革に念入りな保湿と栄養補給を行い、細部の擦れ剥げや全体的な色褪せをエルメス専用のカラーリペアと細部のほつれダメージを再縫合するほつれ補修、検索ベルトの芯材交換のメンテナンスをご提案をさせていただきました。

After 01
【リペア・メンテナンス内容】
①全体クレンジング+保湿・栄養補給
②ほつれ補修(3ヶ所)
③エルメス専用補色補修
④全体お磨き+お仕上げ
先ずは、全体的な経年の汚れを落とすためのクレンジングをさせていただき、弱ってしまっている革表面を念入りに専用のクリームで保湿・栄養補給の下処理を行わせていただきました。
次に剣先ベルトの芯材を交換した後に同色の縫製糸でベルトと二つ折り部分の再縫合を行いました。
その後、二つ折り部分の両端の大きなほつれも同様に同系色の縫製糸を用いてほつれ補修を施しました。
最後にしっかりと革を休ませて革にある程度ハリやコシが戻ったら、最後に全体的な色褪せや小傷、擦れ剥げのダメージを補修しながら、元色のブルージーンのお色で統一感と発色を整えて全体をお磨きすることで、艶感も改善することができました。
【リペア・メンテナンス総括】
今回のご依頼のお品物は、 HERMES/エルメス べアン ロングウォレット(長財布)のお修理をさせていただきました!
今回は、べアンの1番の特徴でもある剣先ベルトが完全に縫製もほつれてしまって、芯材が露出し再使用できない強度まで劣化をしていましたので、芯材の交換が必要な状態でした。
単純に芯材交換することも可能ですが、同様の症状になりにくい様にリペアメンテナンスすることが大事ですので、以前よりも強度の強い芯材を選定して移植をさせていただきました。
擦れ剥げも酷い箇所もありましたが、当時のブルージーンのカラーにまで改善させることができました!
長い年月を経過すると、どうしても劣化してしまう部位はございます。
放置をしておくとあらゆる部位に劣化が起きてしまっていることもございますので、定期的に使用していないお品物の点検をしてあげてください。
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お品物一つとっても、ブランド職人の想い、デザイナーのこだわり、使う人の想い(過去と未来)を出来る限り、我々職人は汲み取りながら作業にあたっております。
職人としてフェイクとリアルを考えることが需要であり、ただただ直すということはフェイクだと考えています。
では、リアルを追求するとはどういうことなのか?
それは、直したお品物がお客様の手に渡った時からが我々の役割の成果だと考えております。
直すことを目的にするのではなく、使い続けることを目的としてお直しをし、そこに加えて、ブランド価値やそのお品物の表情を出来る限り損なわないリペアを心掛けております。
今後もブランド品クリニックの様な立ち位置で、皆様のご愛用の品物をメンテナンスさせていただきます!