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HERMES/エルメス バーキン30 ハンドバッグ 修理実績【レボラボ】

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HERMES/エルメス 
バーキン30 ハンドバッグ 
修理実績【レボラボ】

HERMES/エルメス バーキン30 ハンドバッグ 修理実績【レボラボ】

2025/02/18

【製品名】バーキン30 内縫い
【素材】トゴ(型押し雄仔牛革)
【カラー】ブルーザンジバル(ブルー系)
【修理内容】エルメス専用ポイントカラーリペア
【参考修理金額】18,000〜22,000円
※状態・素材・サイズ・お色によって異なりますので、
一度LINEにてお見積もりをご相談くださいませ。

HERMES/エルメス 
バーキン30 ハンドバッグ 
修理実績【レボラボ】

Before 01

バッグ前面の画像

バッグ全体的に少し乾燥しており、革表面がカサカサとなって擦れ剥げが起こりやすい状態になっておりました。

持ち手部分には経年の色褪せや若干の黒ずみがあり、底面四角にも擦れ剥げのダメージがございました。

しかし、大切に使われているご様子で、全体の色褪せや変色などの劣化が無かった為、今回は革に必要な保湿と栄養補給を行い、細部の擦れ剥げや黒ずみや色褪せをエルメス専用のポイントカラーリペアで補修するご提案をさせていただきました。

After 01

【リペア・メンテナンス内容】
①全体クレンジング
②保湿・栄養補給
③エルメス専用ポイントカラーリペア
④全体お磨き+お仕上げ

先ずは、全体的な経年の汚れを落とすためのクレンジングをさせていただき、若干カサカサとしてしまった革に念入りに専用のクリームで保湿・栄養補給の下処理を行わせていただきました。

その後、しっかりと革を休ませて革にある程度ハリやコシが戻ったら、持ち手や底面四隅、開口部縁周りなどの部分的なダメージを補修しながら、元色のブルーザンジバルのお色で統一感と発色を整えて全体をお磨きしお仕上げです。

Before 02

持ち手擦れや黒ずみのダメージの画像

After 02

エルメス専用カラーリペア後の画像1

Before 03

側面や角の色褪せや擦れ剥げダメージの画像

After 03

エルメス専用カラーリペア後の画像2

【リペア・メンテナンス総括】

今回のご依頼のお品物は、 HERMES/エルメス バーキン30 内縫い ハンドバッグのお修理をさせていただきました!

エルメスのトゴ(雄仔牛革)という革は、同じエルメスのトリヨンクレマンス(雄成牛革)という革と表情が似ていると言われているのですが、トゴの方がシボと呼ばれる革表面のシワが深く柔軟性と適度な硬さのある革で型崩れが起きにくく、もう一方のトリヨンクレマンスは、トゴよりシワが浅くシワの一つ一つも若干大きく、とても柔らかく仕立てられているので経年によって型崩れが起きやすい特徴があります。
トゴの方が良い革だよということではなく、トリヨンクレマンスには高級感のある発色や革自体の耐久性が高く傷が付きにくいなど異なる面で好まれる方も多くいます。

長い年月を経過すると、どうしても劣化してしまう部位はございます。

放置をしておくとあらゆる部位に劣化が起きてしまっていることもございますので、定期的に使用していないお品物の点検をしてあげてください。

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お品物一つとっても、ブランド職人の想い、デザイナーのこだわり、使う人の想い(過去と未来)を出来る限り、我々職人は汲み取りながら作業にあたっております。

職人としてフェイクとリアルを考えることが需要であり、ただただ直すということはフェイクだと考えています。
では、リアルを追求するとはどういうことなのか?
それは、直したお品物がお客様の手に渡った時からが我々の役割の成果だと考えております。
直すことを目的にするのではなく、使い続けることを目的としてお直しをし、そこに加えて、ブランド価値やそのお品物の表情を出来る限り損なわないリペアを心掛けております。

今後もブランド品クリニックの様な立ち位置で、皆様のご愛用の品物をメンテナンスさせていただきます!

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