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CHANEL/シャネル セントラルステーション トートバッグ 修理実績【レボラボ】

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CHANEL/シャネル 
セントラルステーション 
トートバッグ 修理実績【レボラボ】

CHANEL/シャネル セントラルステーション トートバッグ 修理実績【レボラボ】

2025/02/10

【製品名】セントラルステーション トートバッグ
【素材】PVC生地×キャビアスキン(型押し仔牛革)
【修理内容】①持ち手(ハンドル)交換、②根革交換(4ヶ所)、②内装交換
※状態・素材・サイズ・お色によって異なりますので、
一度LINEにてお見積もりをご相談くださいませ。

CHANEL/シャネル 
セントラルステーション 
トートバッグ 修理実績【レボラボ】

Before 01

バッグ前面のダメージ画像

PVC生地のモノグラム柄の生地は全体的に経年の汚れやクスミがある程度の状態でしたが、持ち手(ハンドル)や持ち手と本体を繋ぐ根革部分の革が全体的に乾燥よって革表面にひび割れを起こしていたり、擦れ傷や擦れ剥げなどのダメージがありました。

また、内側生地には全体的に根強いシミ汚れがある状態でした。

今回は、持ち手の交換と根革の交換、内側生地の交換のお修理をご提案させていただきました。

After 01

【リペア・メンテナンス内容】
①各革パーツや金具の取り外し
②全体クレンジング
③持ち手・根革作製
④内装生地作製+組み立て
⑤全体お磨き+お仕上げ

先ずは、各革パーツの縫製を解き、金具なども全て本体から取り外します。

本体のPVC生地は、専用のクレンジングを施し、革パーツはシャネルと同様の新しい上質なキャビアスキン(型押し仔牛革)を使用して、元々と同様のデザインで革を切り出し、持ち手と根革の4ヶ所を作製しました。

その後、ご依頼者様のご希望の生地をご用意してこちらも元々と同じ機能と構造で内装を作製しました。

最後に作製した全てのパーツを組み立てた後に全体をお磨きしてお仕上げをさせていただきました。

Before 02

持ち手の擦れ剥げや革のひび割れのダメージ画像

After 02

持ち手(ハンドル)交換後の画像

Before 03

持ち手根元のダメージと根革のダメージ画像

After 03

ハンドル交換と根革交換後の画像

Before 04

内側の変色や汚れのダメージ画像

After 04

内装交換後の画像

【リペア・メンテナンス総括】

今回のご依頼のお品物は、 CHANEL/シャネル セントラルステーション トートバッグのお修理をさせていただきました!

持ち手(ハンドル)や根革は、シャネルと同様のキャビアスキンで交換をすることができましたが、内装生地は表面のPVC生地と張り合わされている構造の生地でしたので、クリーニングをしたとしても完全落とし切ることができないことと強度が落ちるため同じ生地を貼り替える様なお修理ができない状態でしたので、ご依頼者様と相談した結果、好みのお色のシャンタン生地で現在と同様の内ポケットなどの構造で、現状の生地の上から被せる形で直す方法に落ち着きました。もちろんポケットの構造やブランド革タグなどの元々内側に付いていたものは、全て移植をさせていただき、綺麗にお仕上げをさせていただき喜んでいただくことができました!

ずっと持っているとその変化に気付きにくいですが、徐々に褪色をしていってしまうのがシャネルブラックの特徴でもあります。でもこのダメージは、レボラボが研究開発したシャネル専用のカラーリペアでラムスキンの柔軟な質感を損なわずに新品当時のシャネルブラックまで改善させることができますので、お気に入りのバッグが気になってきたら是非ご相談ください!

長い年月を経過すると、どうしても劣化してしまう部位はございます。

放置をしておくとあらゆる部位に劣化が起きてしまっていることもございますので、定期的に使用していないお品物の点検をしてあげてください。

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お品物一つとっても、ブランド職人の想い、デザイナーのこだわり、使う人の想い(過去と未来)を出来る限り、我々職人は汲み取りながら作業にあたっております。

職人としてフェイクとリアルを考えることが需要であり、ただただ直すということはフェイクだと考えています。
では、リアルを追求するとはどういうことなのか?
それは、直したお品物がお客様の手に渡った時からが我々の役割の成果だと考えております。
直すことを目的にするのではなく、使い続けることを目的としてお直しをし、そこに加えて、ブランド価値やそのお品物の表情を出来る限り損なわないリペアを心掛けております。

今後もブランド品クリニックの様な立ち位置で、皆様のご愛用の品物をメンテナンスさせていただきます!

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