MARC JACOBS/マークジェイコブス THE J ショルダーバッグ 修理実績【レボラボ】
2025/02/09
【製品名】THE J
【素材】カーフスキン(仔牛革)
【カラー】ホワイト系
【修理内容】①トータルカラーリペア、②内側生地クリーニング、③金具再メッキ加工
【参考修理金額】20,000〜30,000円
※状態・素材・サイズ・お色によって異なりますので、
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MARC JACOBS/マークジェイコブス
THE J ショルダーバッグ
修理実績【レボラボ】
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Before 01
バッグ前面の変色ダメージ画像
全体的に経年による若干の色褪せや元々のホワイト系の色から変色をしておりましたが、大きな擦れ剥げなどの外傷も無く、右底面角に若干の擦れ傷とフラップ(ふた)の右上に若干のシミ汚れがありました。
ジェイコブスのアイコンでもあるダブルJの正面の金具にも若干メッキ剥げがありましたので、今回は革全体の色褪せや変色とを改善するためにトータルカラーカラーリペアと内装生地のクリーニンング、金具の再メッキ加工のメンテナンスをご提案させていただきました。
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After 01
【リペア・メンテナンス内容】
①全体クレンジング+保湿・栄養補給
②内装生地クリーニング
③正面金具お磨き+再メッキ加工
④トータルカラーリペア(全体補色補修)
⑤全体お磨き+お仕上げ
先ずは、全体的な経年の汚れを落とすためのクレンジングをさせていただき、カーフスキン専用のクリームで保湿・栄養補給の下処理を行わせていただきました。
その後、内装生地の黒ずみの様な汚れをクリーニングで落とさせていただきました。
次に経年でメッキの色褪せと小傷のあるダブルJ金具をお磨きした後に再メッキ加工を施させていただきました。
しっかりと革を休ませてクリームが馴染んだ後に全体的な色褪せや擦れ剥げのダメージを補修しながら、元々のホワイト系のお色で統一感を整えた後に金具も含めて全体のお磨きをしてお仕上げをさせていただきました。
【リペア・メンテナンス総括】
今回のご依頼のお品物は、 マークジェイコブス/THE J ショルダーバッグのお修理をさせていただきました!
今回のお修理は、革の変色や内装生地の汚れなどもありましたが、酷くならないうちにご依頼者様が良いタイミングでメンテナンスに出してくださったので、新品時に近いお仕上がりになって喜んでいただけました!
ダメージが酷くなってからだとどうしてもダメージ痕が残ってしまいますので、気になった際は出来るだけお早めのご相談をお勧めします!
ずっと持っているとその変化に気付きにくいですが、徐々に褪色をしていってしまうのがシャネルブラックの特徴でもあります。でもこのダメージは、レボラボが研究開発したシャネル専用のカラーリペアでラムスキンの柔軟な質感を損なわずに新品当時のシャネルブラックまで改善させることができますので、お気に入りのバッグが気になってきたら是非ご相談ください!
長い年月を経過すると、どうしても劣化してしまう部位はございます。
放置をしておくとあらゆる部位に劣化が起きてしまっていることもございますので、定期的に使用していないお品物の点検をしてあげてください。
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お品物一つとっても、ブランド職人の想い、デザイナーのこだわり、使う人の想い(過去と未来)を出来る限り、我々職人は汲み取りながら作業にあたっております。
職人としてフェイクとリアルを考えることが需要であり、ただただ直すということはフェイクだと考えています。
では、リアルを追求するとはどういうことなのか?
それは、直したお品物がお客様の手に渡った時からが我々の役割の成果だと考えております。
直すことを目的にするのではなく、使い続けることを目的としてお直しをし、そこに加えて、ブランド価値やそのお品物の表情を出来る限り損なわないリペアを心掛けております。
今後もブランド品クリニックの様な立ち位置で、皆様のご愛用の品物をメンテナンスさせていただきます!