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HERMES/エルメス ドゴン 長財布 修理実績【レボラボ】

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HERMES/エルメス 
ドゴン 長財布 
修理実績【レボラボ】

HERMES/エルメス ドゴン 長財布 修理実績【レボラボ】

2025/02/07

【製品名】ドゴン
【素材】トリヨンクレマンス(仔牛革)
【カラー】ピンク系
【修理内容】①エルメス専用カラーリペア、②ほつれ補修
【参考修理金額】15,000〜20,000円
※状態・素材・サイズ・お色によって異なりますので、
一度LINEにてお見積もりをご相談くださいませ。

HERMES/エルメス 
ドゴン 長財布 
修理実績【レボラボ】

Before 01

お財布前面のダメージ画像

先ずは、見た目のハリやコシがなくなり型崩れえお起こしている点とお財布が全体的に乾燥しており、革表面がカサカサとなって擦れ剥げが起こりやすい状態になっておりました。

擦れ剥げが起こりやすい状況になっていたことで、特に縁周りや二つ折りの角部分などの擦れやすい部分に擦れ剥げのダメージや黒ずみがありました。

また、ベルト付近にステッチ(縫製)が1ヶ所ほつれが発生していましたので、今回は革に念入りな保湿と栄養補給を行い、ベルト付近のほつれ補修を行った後に細部の擦れ剥げや全体的な色褪せをエルメス専用のカラーリペアで補修するご提案をさせていただきました。

After 01

【リペア・メンテナンス内容】
①全体クレンジング
②保湿・栄養補給
③エルメス専用補色補修
④全体お磨き+お仕上げ

先ずは、全体的な経年の汚れを落とすためのクレンジングをさせていただき、弱ってしまっている革表面を念入りに専用のクリームで保湿・栄養補給の下処理を行わせていただきました。

その後、ベルト付近のほつれを同色の縫製糸で再縫合した後にしっかりと革を休ませて革にある程度ハリやコシが戻ったら、最後に全体的な色褪せや小傷、擦れ剥げのダメージを補修しながら、ご要望通りベルト部分のお色でお財布全体の統一感と発色を整えて全体をお磨きしお仕上げさせていただきました。

Before 02

内側の擦れ剥げダメージの画像

After 02

エルメス専用カラーリペア後の画像1

Before 03

角縁の擦れ剥げや黒ずみのダメージの画像

After 03

エルメス専用カラーリペア後の画像2

【リペア・メンテナンス総括】

今回のご依頼のお品物は、 エルメス/ドゴン 長財布のお修理をさせていただきました!

一般的にドゴンは、エルメスの中でも非常に柔軟に仕立てられたトリヨンクレマンス(仔牛革)という革が使われています。特殊な方法で細かなシボ(シワ)をつけることで傷がつきにくくダメージが目立ちにくいという革に仕立てられています。
元々、今回のドゴンはベルトの部分だけ色が異なるツートンのカラーバリエーションでしたが、ご依頼者様からの依頼があり、革全体をベルト部分と同じ色に統一してほしいということでしたので、今回はこの様に全体の色を統一と細部の擦れ剥げ・黒ずみを補修するお修理になりましたが、綺麗に仕上がりました!

長い年月を経過すると、どうしても劣化してしまう部位はございます。

放置をしておくとあらゆる部位に劣化が起きてしまっていることもございますので、定期的に使用していないお品物の点検をしてあげてください。

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お品物一つとっても、ブランド職人の想い、デザイナーのこだわり、使う人の想い(過去と未来)を出来る限り、我々職人は汲み取りながら作業にあたっております。

職人としてフェイクとリアルを考えることが需要であり、ただただ直すということはフェイクだと考えています。
では、リアルを追求するとはどういうことなのか?
それは、直したお品物がお客様の手に渡った時からが我々の役割の成果だと考えております。
直すことを目的にするのではなく、使い続けることを目的としてお直しをし、そこに加えて、ブランド価値やそのお品物の表情を出来る限り損なわないリペアを心掛けております。

今後もブランド品クリニックの様な立ち位置で、皆様のご愛用の品物をメンテナンスさせていただきます!

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