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CHANEL/シャネル ココマーク キャビアスキン 長財布 修理実績【レボラボ】

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CHANEL/シャネル 
ココマーク キャビアスキン 
がま口長財布 修理実績【レボラボ】

CHANEL/シャネル ココマーク キャビアスキン 長財布 修理実績【レボラボ】

2025/01/27

【製品名】がま口ロングウォレット
【素材】キャビアスキン(型押し仔牛革)
【カラー】ブラック
【修理内容】①シャネル専用カラーリペア、②内装交換(3ヶ所)、③ホック金具交換
※状態・素材・サイズ・お色によって異なりますので、
一度LINEにてお見積もりをご相談くださいませ。

CHANEL/シャネル 
ココマーク キャビアスキン 
がま口長財布 修理実績【レボラボ】

Before 01

お財布前面のダメージ画像

表側も裏側も全体的に経年による色褪せをしており、特に内側は、柔らかいラムスキン(仔羊革)なので、擦れ剥げて青く色褪せている状態でした。

他にも内側は、お札入れ・カードケース・コインケースの内側の生地が劣化して破れている症状がありました。
他にもベルト部分のホック金具も故障をしておりしっかりと閉まらない状態でした。

今回は、ほぼ財布全体を分解しないといけないほどのお修理なったので、全体の色褪せと角縁の擦れ剥げや黒ずみを改善するためにシャネル専用のカラーリペア、内装全ての生地交換、ホック金具の交換のメンテナンスをご提案させていただきました。

After 01

【リペア・メンテナンス内容】
①全体クレンジング+保湿・栄養補給
②全体分解+内装交換(3ヶ所)
③ホック金具交換(1ヶ所)
③シャネル ラムスキン専用補色補修
④全体お磨き+お仕上げ

先ずは、全体的な経年の汚れを落とすためのクレンジングをさせていただき、弱ってしまっている革表面を念入りに専用のクリームで保湿・栄養補給の下処理を行わせていただきました。
その後、全体のステッチ(縫製)を解き、がま口金具やホック金具も分解して取り外し、3ヶ所の内装交換をとホック金具の交換をして全体を組み立てるために元々のステッチの色に合わせて再縫製をしました。

最後にしっかりと革にクリームが馴染んだ後に全体的な色褪せや擦れ剥げのダメージを補修しながら、元々のシャネルブラックのお色で統一感を整えて金具も含めて全体のお磨きをしてお仕上げをさせていただきました。

Before 02

内側の擦れ剥げのダメージ画像

After 02

シャネル専用カラーリペア後の画像

Before 03

コインケース内装生地の破れダメージ画像

After 03

コインケース内装交換後の画像

【リペア・メンテナンス総括】

今回のご依頼のお品物は、 シャネル/ココマーク キャビアスキン がま口ロングウォレット(長財布)のお修理をさせていただきました!

今回のリペアメンテナンスは、カードケースの内側やお札入れの内側の生地まで劣化で破れてしまっていましたので、金具も含めてほとんどのパーツを分解しないといけない難易度の高いお修理でした。一般的にがま口財布の内側の生地交換は断られるケースが多いですが、レボラボでは特殊な方法で金具を外すことができますので、コインケースの内側生地も丈夫な縞シャンタン生地で新品時の様に綺麗になりました!

ずっと持っているとその変化に気付きにくいですが、徐々に褪色をしていってしまうのがシャネルブラックの特徴でもあります。でもこのダメージは、レボラボが研究開発したシャネル専用のカラーリペアでラムスキンの柔軟な質感を損なわずに新品当時のシャネルブラックまで改善させることができますので、お気に入りのバッグが気になってきたら是非ご相談ください!

長い年月を経過すると、どうしても劣化してしまう部位はございます。

放置をしておくとあらゆる部位に劣化が起きてしまっていることもございますので、定期的に使用していないお品物の点検をしてあげてください。

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お品物一つとっても、ブランド職人の想い、デザイナーのこだわり、使う人の想い(過去と未来)を出来る限り、我々職人は汲み取りながら作業にあたっております。

職人としてフェイクとリアルを考えることが需要であり、ただただ直すということはフェイクだと考えています。
では、リアルを追求するとはどういうことなのか?
それは、直したお品物がお客様の手に渡った時からが我々の役割の成果だと考えております。
直すことを目的にするのではなく、使い続けることを目的としてお直しをし、そこに加えて、ブランド価値やそのお品物の表情を出来る限り損なわないリペアを心掛けております。

今後もブランド品クリニックの様な立ち位置で、皆様のご愛用の品物をメンテナンスさせていただきます!

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