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BOTTEGAVENETA/ボッテガヴェネタ イントレチャート 長財布 修理実績【レボラボ】

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BOTTEGAVENETA/ボッテガヴェネタ 
イントレチャート 長財布 
修理実績【レボラボ】

BOTTEGAVENETA/ボッテガヴェネタ イントレチャート 長財布 修理実績【レボラボ】

2025/01/19

【製品名】イントレチャート ラウンドジップウォレット
【素材】ラムスキン(仔羊革)×カーフスキン(仔牛革)
【カラー】ブラック系
【修理内容】ポイントカラーリペア
【参考修理金額】8,000〜10,000円
※状態・素材・サイズ・お色によって異なりますので、
一度LINEにてお見積もりをご相談くださいませ。

BOTTEGAVENETA/ボッテガヴェネタ 
イントレチャート 長財布 
修理実績【レボラボ】

Before 01

お財布前面のダメージ画像

 

ボッテガヴェネタ特有のイントレチャートいう編み込みデザイン部分が全体的に経年による擦れ剥げている状態でした。

通常は、ラムスキン(仔羊革)なら全てラムスキンで、カーフスキン(仔牛革)なら全てカーフスキンで編み込まれているデザインですが、今回のお財布はラムスキンとカーフスキンが交互に編み込まれたデザインでしたので、乾燥しやすく擦れやすいカーフスキン(仔牛革)の方が激しく擦れ剥げを起こしておりました。

今回は、カーフスキン部分の擦れ剥げや革の傷みを改善するためにカーフスキン専用のポイントカラーリペアのメンテナンスをご提案させていただきました。

After 01

【リペア・メンテナンス内容】
①全体クレンジング
②保湿・栄養補給
③シャネル ラムスキン専用補色補修
④全体お磨き+お仕上げ

先ずは、全体的な経年の汚れを落とすためのクレンジングをさせていただき、弱ってしまっている革表面をラムスキン・カーフスキン共に念入りに専用のクリームで保湿・栄養補給の下処理を行わせていただきました。

しっかりと革を休ませてクリームが馴染んだ後にカーフスキンの擦れ剥げのダメージを補修しながら、元々のお色で統一感を整えてさせていただき全体のお磨きをしてお仕上げをいたしました。

Before 02

擦れ剥げのダメージ画像(接写)

After 02

ポイントカラーリペア後の画像

【リペア・メンテナンス総括】

今回のご依頼のお品物は、 ボッテガ・ヴェネタ/イントレチャート ラウンドジップウォレット(長財布)のお修理をさせていただきました!

ラムスキンとカーフスキンを並べるとカーフスキンの光沢感がやや強いのがわかりますが、これはそのままブラックを染色するだけでは光沢感が損なわれてしまい沈んだ発色になってしまうため、シルバー色などの下地を補色してからブラックを染色していくことで本来の艶や光沢感が改善されます。

ずっと持っているとその変化に気付きにくいですが、徐々に褪色をしていってしまうのがシャネルブラックの特徴でもあります。でもこのダメージは、レボラボが研究開発したシャネル専用のカラーリペアでラムスキンの柔軟な質感を損なわずに新品当時のシャネルブラックまで改善させることができますので、お気に入りのバッグが気になってきたら是非ご相談ください!

長い年月を経過すると、どうしても劣化してしまう部位はございます。

放置をしておくとあらゆる部位に劣化が起きてしまっていることもございますので、定期的に使用していないお品物の点検をしてあげてください。

もし、気になることがございましたら、LINE友達追加をしていただき、困った時にいつでも気軽にLINEで聞ける「レボラボ」へご相談いただけますと、お客様のお直しコンシェルジュとしてお気軽にご相談いただくことが出来ますので、このページの一番下の「LINEで簡単見積」(緑のボタン)を押してご登録をお願いいたします。

お品物一つとっても、ブランド職人の想い、デザイナーのこだわり、使う人の想い(過去と未来)を出来る限り、我々職人は汲み取りながら作業にあたっております。

職人としてフェイクとリアルを考えることが需要であり、ただただ直すということはフェイクだと考えています。
では、リアルを追求するとはどういうことなのか?
それは、直したお品物がお客様の手に渡った時からが我々の役割の成果だと考えております。
直すことを目的にするのではなく、使い続けることを目的としてお直しをし、そこに加えて、ブランド価値やそのお品物の表情を出来る限り損なわないリペアを心掛けております。

今後もブランド品クリニックの様な立ち位置で、皆様のご愛用の品物をメンテナンスさせていただきます!

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