Christian Dior/クリスチャンディオール レディディオール カナージュ ハンドバッグ 修理実績【レボラボ】
2024/12/24
【製品名】レディディオール
【素材】ラムスキン(仔羊革)
【カラー】オフホワイト
【修理内容】①トータルカラーリペア、②金具お磨き
【参考修理金額】20,000〜30,000円
※状態・素材・サイズ・お色によって異なりますので、
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Christian Dior/クリスチャンディオール
レディディオール カナージュ
ハンドバッグ 修理実績【レボラボ】
Before 01
バッグ前面のダメージ画像
全体的に経年による色褪せを起こしており、元々オフホワイトの発色が弱くなってきておりました。
細部には、黒ずみや擦れ剥げ、ペン痕などのダメージがあり、チャーム金具などにもクスミや小傷がダメージがありました。
革に必要な油分や水分量もなくなってしまい、革がカサカサの状態になり擦れやくなって角擦れなどを起こしていました。
今回は、全体の皮の質感の改善と色褪せ改善するためにラムスキン専用のカラーリペア、金具全体のお磨きのメンテナンスをご提案させていただきました。
After 01
【リペア・メンテナンス内容】
①全体クレンジング+保湿・栄養補給
②金具お磨き
③ラムスキン専用補色補修
④全体お磨き+お仕上げ
先ずは、全体的な経年の汚れを落とすためのクレンジングをさせていただき、弱ってしまっている革表面を念入りに専用のクリームで保湿・栄養補給の下処理を行わせていただきました。
しっかりと革を休ませている間にチャーム金具などの金属部分をお磨きしてクスミや小傷のダメージを改善しました。
最後に全体的な色褪せ、擦れ剥げ、黒ずみ、ペン痕などのダメージを補修しながら、元々のオフホワイトのお色で統一感を整えます。
最後に金具も含めて全体のお磨きをしてお仕上げをさせていただきました。
【リペア・メンテナンス総括】
今回のご依頼のお品物は、 クリスチャン・ディオール/レディディオール カナージュ ハンドバッグのお修理をさせていただきました!
革製品は、経年でどうしても元色から色褪せや日焼けによる変色を起こすことが多いです。
徐々に徐々に褪色や変色をしてしまうので、ずっと持っているとその変化に気付きにくいですよね。
気付いた時にはすごく気になるダメージになっていたと相談を受けることも多々ありますが、レボラボが研究開発したラムスキン専用のカラーリペアでラムスキンの柔軟な質感を損なわずに新品当時に近い質感まで改善させることができますので、お気に入りのバッグが気になってきたら是非ご相談ください!
長い年月を経過すると、どうしても劣化してしまう部位はございます。
放置をしておくとあらゆる部位に劣化が起きてしまっていることもございますので、定期的に使用していないお品物の点検をしてあげてください。
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お品物一つとっても、ブランド職人の想い、デザイナーのこだわり、使う人の想い(過去と未来)を出来る限り、我々職人は汲み取りながら作業にあたっております。
職人としてフェイクとリアルを考えることが需要であり、ただただ直すということはフェイクだと考えています。
では、リアルを追求するとはどういうことなのか?
それは、直したお品物がお客様の手に渡った時からが我々の役割の成果だと考えております。
直すことを目的にするのではなく、使い続けることを目的としてお直しをし、そこに加えて、ブランド価値やそのお品物の表情を出来る限り損なわないリペアを心掛けております。