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LOUIS VUITTON/ルイヴィトン モノグラム ネヴァーフルMM トートバッグ 修理実績【レボラボ】

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LOUIS VUITTON/ルイヴィトン
モノグラム ネヴァーフルMM
トートバッグ 修理実績【レボラボ】

LOUIS VUITTON/ルイヴィトン モノグラム ネヴァーフルMM トートバッグ 修理実績【レボラボ】

2024/11/09

【ライン名】モノグラムライン
【素材】PVC生地×ヌメ革
【カラー】モノグラム
【修理内容】革部分全交換
【参考修理金額】40,000〜55,000円
※状態・素材・サイズ・お色によって異なりますので、
一度LINEにてお見積もりをご相談くださいませ。

LOUIS VUITTON/ルイヴィトン
モノグラム ネヴァーフルMM
トートバッグ 修理実績【レボラボ】

Before 01

バッグ全体画像

PVC生地のモノグラム柄のところは薄汚れ程度の状態でしたが、革部分が全体的に劣化しており、持ち手は手垢などの黒ずみで変色し、開口部の巻き革も劣化して所々の革が切れたり欠損をしており、両サイドの装飾革も革紐が千切れてしまっている状態でした。

革が千切れてしまうと交換しか修理の方法がありませんので、今回は革パーツ全交換のお修理をご提案させていただきました。

After 01

【リペア・メンテナンス内容】
①革パーツ取り外し
②内ポケット内装交換
③革パーツ全交換
④全体お磨き+お仕上げ

先ずは、各革パーツの縫製を解き、本体から取り外します。

新しい上質なヌメ革(仔牛革)を用いて、元々と同様のデザインで革を切り出し、各パーツを作製した後に本体に取り付けを行います。

元々の金具は再利用が出来る物は再現性を高めるために全て移植をしてお仕上げをさせていただきました。

Before 02

持ち手のダメージ画像

After 02

持ち手交換後の画像

Before 03

開口部の巻き革のダメージ画像

After 03

開口部の巻き革の交換後画像

【リペア・メンテナンス総括】

今回のご依頼のお品物は、 ルイヴィトン/モノグラムライン ネヴァーフルMM トートバッグのお修理をさせていただきました!

ご依頼者様から新品時に近いヌメ革の色よりも少しアメ色に経年変化した革色が良いとのご意向がありましたので、無染色のヌメ革にエイジング加工を施したヌメ革を使用して作製をさせていただきました。

元々の革を補修できれば一番良いですが、ここまでダメージを受けてしまうと綺麗に改善するには革パーツの交換が必要になります。

革を良い状態に保つには、適度なケアが必要なので難しいしめんどくさいですよね。。。なので濡れてしまったらすぐに拭く、乾燥するシーズンは一度は保湿する程度で構わないのでケアしてみてあげてください!それだけでも革は綺麗な状態で長持ちしますので、ぜひ気にしてチェックしてあげてください。

レボラボでは、日本の一大産地である兵庫県姫路市で仕立てている上質なヌメ革を使用して、同様のデザインで革を切り出し、各パーツを作製した後に本体に取り付けを行います。

品質の高いヌメ革を使用することで、新品時と同じ柔軟性を持った仕上がりまで改善が可能です。

もちろん細部の金具パーツは、元々の金具を移植することでブランド価値を著しく損なわない様に再利用にこだわっています。

長い年月を経過すると、どうしても劣化してしまう部位はございます。

放置をしておくとあらゆる部位に劣化が起きてしまっていることもございますので、定期的に使用していないお品物の点検をしてあげてください。

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お品物一つとっても、ブランド職人の想い、デザイナーのこだわり、使う人の想い(過去と未来)を出来る限り、我々職人は汲み取りながら作業にあたっております。

職人としてフェイクとリアルを考えることが需要であり、ただただ直すということはフェイクだと考えています。
では、リアルを追求するとはどういうことなのか?
それは、直したお品物がお客様の手に渡った時からが我々の役割の成果だと考えております。
直すことを目的にするのではなく、使い続けることを目的としてお直しをし、そこに加えて、ブランド価値やそのお品物の表情を出来る限り損なわないリペアを心掛けております。

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