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LOUIS VUITTON/ルイヴィトン ダミエ ネヴァーフルMM トートバッグ 修理実績【レボラボ】

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LOUIS VUITTON/ルイヴィトン
ダミエ ネヴァーフルMM トートバッグ
修理実績【レボラボ】

LOUIS VUITTON/ルイヴィトン ダミエ ネヴァーフルMM トートバッグ 修理実績【レボラボ】

2024/10/30

【素材】PVC生地×ヌメ革
【カラー】ダミエエベヌ
【修理内容】①革部分全交換、②ポケット内装交換
【参考修理金額】40,000〜50,000円 
※状態・形状・サイズ・お色によって異なりますので、
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LOUIS VUITTON/ルイヴィトン
ダミエ ネヴァーフルMM トートバッグ
修理実績【レボラボ】

Before 01

バッグ全体画像

本体のダミエ柄の生地はまだまだ綺麗な状態ですが、革部分が全体的に劣化しており、場所によっては裂傷や欠損を起こしている状態でした。

開口部の巻き革も劣化して所々の革が欠損をしており、両サイドの装飾革も革紐が千切れてかけている状態です。

綺麗にしてまだまだ長く使いたいとのご依頼でしたので、革部分のパーツを全て新しくし、内ポケットの生地交換もご提案させていただきました。

After 01

【リペア・メンテナンス内容】
①革パーツ取り外し
内ポケット内装交換
革パーツ全交換
④全体お磨き+お仕上げ

先ずは、各革パーツの縫製を解き、本体から取り外します。

新しい上質なカーフスキン(仔牛革)をダミエラインの色に染め直してから、元々と同様のデザインで革を切り出し、各パーツを作製した後に本体に取り付けを行います。その工程の最中に内ポケットの内装生地も元々の色に合わせたキャンバス生地を用いて交換をさせていただきました。

元々の金具は再利用が出来る物は再現性を高めるために全て移植をしてお仕上げをさせていただきました。

Before 02

ハンドル(持ち手)のダメージ画像

After 02

ハンドル交換後の画像

Before 03

開口部巻き革のダメージ画像

After 03

開口部巻き革交換後の画像

Before 04

内ポケットのダメージ画像

After 04

内ポケット交換後の画像

【リペア・メンテナンス総括】

今回のご依頼のお品物は、 ルイ・ヴィトン/ダミエ ネヴァーフルMMのお修理をさせていただきました!

元々の革を補修できれば一番良いですが、ここまでダメージを受けてしまうと綺麗に改善するには革パーツの交換が必要になります。

革を良い状態に保つには、適度なケアが必要なので難しいしめんどくさいですよね。。。なので濡れてしまったらすぐに拭く、乾燥するシーズンは一度は保湿する程度で構わないのでケアしてみてあげてください!それだけでも革は綺麗な状態で長持ちしますので、ぜひ気にしてチェックしてあげてください。

レボラボでは、日本の一大産地である兵庫県姫路市で仕立てている上質なヌメ革を使用して、同様のデザインで革を切り出し、各パーツを作製した後に本体に取り付けを行います。

品質の高いヌメ革を使用することで、新品時と同じ柔軟性を持った仕上がりまで改善が可能です。

もちろん細部の金具パーツは、元々の金具を移植することでブランド価値を著しく損なわない様に再利用にこだわっています。

長い年月を経過すると、どうしても劣化してしまう部位はございます。

放置をしておくとあらゆる部位に劣化が起きてしまっていることもございますので、定期的に使用していないお品物の点検をしてあげてください。

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お品物一つとっても、ブランド職人の想い、デザイナーのこだわり、使う人の想い(過去と未来)を出来る限り、我々職人は汲み取りながら作業にあたっております。

職人としてフェイクとリアルを考えることが需要であり、ただただ直すということはフェイクだと考えています。
では、リアルを追求するとはどういうことなのか?
それは、直したお品物がお客様の手に渡った時からが我々の役割の成果だと考えております。
直すことを目的にするのではなく、使い続けることを目的としてお直しをし、そこに加えて、ブランド価値やそのお品物の表情を出来る限り損なわないリペアを心掛けております。

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