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PRADA/プラダ ポノコ ナイロンリュック 修理実績【レボラボ】

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PRADA/プラダ
ポノコ ナイロンリュック
修理実績【レボラボ】

PRADA/プラダ ポノコ ナイロンリュック 修理実績【レボラボ】

2024/10/23

【素材】ナイロン×レザー 【カラー】nero(ブラック)
【修理内容】ショルダー交換(2本)
【参考修理金額】30,000〜40,000円
※状態・素材・サイズ・お色によって異なりますので、
一度LINEにてお見積もりをご相談くださいませ。

PRADA/プラダ
ポノコ ナイロンリュック
修理実績【レボラボ】

Before 01

バッグ全体画像

プラダ定番ラインのポノコのリュックのご依頼でしたが、ショルダーの芯材(内側の素材)に使われているスポンジ質の素材が、経年の劣化によってボロボロと粉状になってナイロン生地の外側に出てきてしまっている状態でした。

ここまで芯材が劣化してしまうとショルダー自体を作り直して交換する必要がありましたので、ショルダー交換のご提案をさせていただきました。

After 01

【リペア・メンテナンス内容】
①ショルダーの取り外し(2本)
②新しいショルダーの作製
③本体への取り付け+細部の縫製

先ずは、傷んでしまったショルダーを本体から取り外すために必要な縫製を解いて分解します。

元々と出来るだけ同素材の資材を使ってショルダーを同じデザインで作製します。

ショルダー作製後に本体へ取り付けるために細部の縫製を施してお仕上げです。

Before 02

ショルダーの劣化ダメージ画像

After 02

ショルダー交換後の画像

【リペア・メンテナンス総括】

今回のご依頼のお品物は、 プラダ/ポノコ ナイロンリュックのお修理をさせていただきました!

プラダ製品によく起きる劣化ですが、芯材が劣化して表生地の隙間から粉状の芯材が出てきてしまうという症状でした。この状態になるとクリーニングなどを施しても使っているうちにまた内側から粉が出てきてしまうので、根本的な解決にはなっていませんので、お修理を検討されている場合はご注意ください!

長い年月を経過すると、どうしても劣化してしまう部位はございます。

放置をしておくとあらゆる部位に劣化が起きてしまっていることもございますので、定期的に使用していないお品物の点検をしてあげてください。

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お品物一つとっても、ブランド職人の想い、デザイナーのこだわり、使う人の想い(過去と未来)を出来る限り、我々職人は汲み取りながら作業にあたっております。

職人としてフェイクとリアルを考えることが需要であり、ただただ直すということはフェイクだと考えています。
では、リアルを追求するとはどういうことなのか?
それは、直したお品物がお客様の手に渡った時からが我々の役割の成果だと考えております。
直すことを目的にするのではなく、使い続けることを目的としてお直しをし、そこに加えて、ブランド価値やそのお品物の表情を出来る限り損なわないリペアを心掛けております。

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