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CHANEL/シャネル マトラッセ ツイード ハンドバッグ 修理実績【レボラボ】

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CHANEL/シャネル
マトラッセ ツイード ハンドバッグ
修理実績【レボラボ】

CHANEL/シャネル マトラッセ ツイード ハンドバッグ 修理実績【レボラボ】

2024/10/11

【素材】ツイード 【カラー】イエロー系
【修理内容】持ち手入れ込み補修
【参考修理金額】15,000〜20,000円
※状態・素材・形状によって異なりますので、一度LINEにて
お見積もりをご相談くださいませ。

CHANEL/シャネル
マトラッセ ツイード ハンドバッグ
修理実績【レボラボ】

Before 01

バッグ全体画像

After 01

【リペア・メンテナンス内容】
①フラップ側面の分解
②持ち手根元補強+入れ込み補修
③フラップ側面の再縫合

Before 02

持ち手付け根ダメージ画像

正面向かって右側の持ち手付け根が本体から外れそうな状態になっておりました。

原因として持ち手の芯材に使用されているプレート金具(芯材)が内側からツイード生地に擦れており、経年によって生地が擦り切れて芯材が露出するほどの蓄積したダメージになったようです。

このまま単純に再取り付けを行なっても使用するうちに再発してしまうので、生地への補強と先端が鋭利になってしまっている芯材金具を面取りして出来るだけ生地を傷つけない様にする必要がありました。

After 02

入れ込み補修後の画像

先ずは、持ち手の付け根にアプローチできるように正面右側のフラップの縫製を解いていきます。

持ち手が取り外せたら先に芯材を磨き面取りを行い、常に金具と生地が擦れる構造になっているので、直接触れないように金具先端に緩衝材用の資材を固定し、最後にツイードの編み込みを補修しながら本体に入れ込み縫合を行ってお仕上げです。

 

【リペア・メンテナンス総括】

今回のご依頼のお品物は、シャネル/マトラッセ ツイードハンドバッグのお修理をさせていただきました!

今回は付属していませんでしたが、元々このツイードハンドバッグは、双子バッグと呼ばれていて持ち手の左側の金具に小さなハンドバッグがぶら下がる形でセットで付いているデザインです。そのため他のバッグに比べ持ち手に掛かる負荷も強くなることとツイード生地自体がキャンバス生地などに比べて緩く編み込まれているので今回のようなダメージになりやすいと思います。

しかし今回のように補修することで可能ですし強度も上がりますので、諦めてしまう前にぜひご相談くださいませ!

長い年月を経過すると、どうしても劣化してしまう部位はございます。

放置をしておくとあらゆる部位に劣化が起きてしまっていることもございますので、定期的に使用していないお品物の点検をしてあげてください。

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お品物一つとっても、ブランド職人の想い、デザイナーのこだわり、使う人の想い(過去と未来)を出来る限り、我々職人は汲み取りながら作業にあたっております。

職人としてフェイクとリアルを考えることが需要であり、ただただ直すということはフェイクだと考えています。
では、リアルを追求するとはどういうことなのか?
それは、直したお品物がお客様の手に渡った時からが我々の役割の成果だと考えております。
直すことを目的にするのではなく、使い続けることを目的としてお直しをし、そこに加えて、ブランド価値やそのお品物の表情を出来る限り損なわないリペアを心掛けております。

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