LOUIS VUITTON/ルイヴィトン ポルトフォイユ・サラ 長財布 修理実績【レボラボ】
2023/09/19
【素材】エピ 【カラー】ピンク
【修理内容】トータルカラーリペア
【参考修理料金】12,000〜15,000円
※状態やお色によって異なりますので、一度LINEにて
お見積もりをご相談くださいませ。
LOUIS VUITTON/ルイ・ヴィトン エピ
ポルトフォイユ・サラ(長財布)
Before 01
お財布全体画像
革製品は価値が高く、美しさを長く楽しむためにお手入れが欠かせません。
革が乾燥してきたと感じたら、革クリームを用いたケアを検討し、日頃からお手入れを心がけてください。
その結果、革製品がいつまでも美しく輝き続けるお手伝いをしてくれます💫
お手入れを怠らなければ、修理後の仕上がりが格段に向上し、革製品の寿命を延ばすことができます。
レボラボでは、ブランド価値を出来る限り損なわないような技術でお直しをさせていただいております。
After 01
【リペア・メンテナンス内容】
①全体クレンジング
②保湿・栄養補給
③全体補色補修
④全体お磨き+お仕上げ
最初に、革製品の経年劣化を軽減するために、クレンジング作業を行い、その後、専用のクリームで保湿と栄養補給を施しました。
保湿は過度に行うこともできないことから、初回の保湿では不十分だと感じ、その後も何度か保湿作業を繰り返しました。この処理が必要です。
なぜなら、革の表面が整っていないと、色が均一に定着しづらいからです。
このプロセスは、女性がメイク前に行うクレンジングと保湿と同じようなイメージです。
その後、元の革の色に近い箇所を探し、同じ色に調合し、革表面の損傷を修復しながら、全体の色調を統一させました。
これを通じて、オリジナルの色合いになるよう、革の全体のバランスを少しずつ調整していきます。
このような手順を追うことで、革製品は元の美しい状態に戻り、全体的な色調の統一感が実現しました。
これにより、革の品質や美しさを維持し、お客様に満足いただける修理が実現しました。
【リペア・メンテナンス総括】
今回のご依頼のお品物は、 ヴィトン エピ ポルトフォイユ・サラのお修理でした!
長い年月を経過すると、どうしても劣化してしまう部位はございます。
特にピンクは白色の入っているお色であることから、くすみが気になってしまいます。
放置をしておくとあらゆる部位に劣化が起きてしまっていることもございますので、定期的に使用していないお品物の点検をしてあげてください。
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お品物一つとっても、ブランド職人の想い、デザイナーのこだわり、使う人の想い(過去と未来)を出来る限り、我々職人は汲み取りながら作業にあたっております。
職人としてフェイクとリアルを考えることが需要であり、ただただ直すということはフェイクだと考えています。
では、リアルを追求するとはどういうことなのか?
それは、直したお品物がお客様の手に渡った時からが我々の役割の成果だと考えております。
直すことを目的にするのではなく、使い続けることを目的としてお直しをし、そこに加えて、ブランド価値やそのお品物の表情を出来る限り損なわないリペアを心掛けております。