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BURBERRY/バーバリー ホースフェリー ショルダーバッグ 修理実績【レボラボ】

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BURBERRY/バーバリー ホースフェリー
ショルダーバッグ 修理実績【レボラボ】

BURBERRY/バーバリー ホースフェリー ショルダーバッグ 修理実績【レボラボ】

2023/06/23

【素材】レザー×キャンバス 【カラー】ブラウン×ホワイト
【修理内容】キャンバス生地クリーニング、染み抜き

BERBERRY/バーバリー
ホースフェリー ショルダーバッグ

Before 01

表面ダメージ画像

キャンバス生地に革(ブラウン)からキャンバス生地へ色落ちしてしまっておりました。雨などによりバッグが濡れてしまって色落ちをしたか、お客様ご自身で水洗いをしてしまったか。

]このような状態になってしまった原因によって薬剤や作業方法、除去率が変わってきますので、出来るだけ原因をお伺いするようにしております。

原因がわからないお品物もあるかと思いますが、当店では経験により出来る限り予測をし、作業を進めますのでお気軽にご相談ください。

After 01

【リペア・メンテナンス内容】
①キャンバス生地クレンジング
②キャンバスクリーニング(部分的に染み抜き)
③バッグ全体の表情を整える為に調整、検品

先ずは、バーバリー ホースフェリーのキャンバス生地専用に調合したクリーニング剤を使用して、キャンバス生地全体にクレンジングをさせていただき、表面の汚れを可能な限り落とします。

その後、キャンバス生地の変色を改善するために調合したクリーニング剤を使用しまして、生地全体的にクリーニングをさせていただきました。

革が付いている品物は丸洗いが出来ませんので、部分的に染み抜きをしていきます。

また、加熱しながら染みを抜きますが、革付近は熱を帯び過ぎると革を傷めてしまいますので、洗練された特定の職人のみが作業をするようにしております。

Before 02

キャンバス生地ダメージ画像

生地を近くで見ると革の色が落ちてキャンバス生地に色移りしていることがよく解ります。

よくある依頼がお客様ご自身で洗ってしまい、逆に汚くなってしまうことが多々あります。

ご自身で使用された洗剤の種類によっては、当店でも除去が難しい場合もございますので、その前に一度我々にご相談いただけると手遅れにならずに多くの品物たちを救出出来ますので、お気軽にご相談ください。

After 02

【リペア・メンテナンス内容】
 ①キャンバス生地クレンジング 
②キャンバスクリーニング(部分的に染み抜き)
 ③バッグ全体の表情を整える為に調整、検品

汚れを落とすためにあまりに強いクリーニング剤を使用してしまうと、生地自体が傷んでしまったり、色落ちを誘発して2次被害を起こしてしまいますので、弊社ではブランドごと(生地や原因も考慮して)に専用に調合したクリーニング剤をご用意しております。

新品のようにはなりませんが、ここまで除去することが出来ると今後も気兼ねなくお使いいただけると思います。

【リペア・メンテナンス総括】

汚れの成分によっては、完全に落としきれない場合もございますが、今回は生地も傷めることなく綺麗にお仕上げすることができました!

ここまで汚れや色落ちしてしまうとバッグはもちろんのこと、お客様ご自身の気持ちもズーンと下がってしまいます( ̄▽ ̄;)

諦める前に気軽にご相談いただけますと、様々なご提案をし、作業途中の写真も共有しながら、お客様と我々と一緒にご納得がいくまでメンテナンスをさせていただきます。

当店では、衛生的にお使いいただくためにキャンバスのクリーニングだけでなく、滅菌オゾンクリーニングという専用のオゾン発生器を使用して行う滅菌クリーニングもご提案することが可能です。

菌やウイルスはもちろん、身近なカビも根や臭いの元から不活化させるクリーニングが可能でございますので、長期的に保管していて湿気が原因でカビや臭気が気になっておられる場合は、是非ご相談くださいませ。

今回のホースフェリーのキャンバスバッグはとても時間のかかる作業でしたが、お客様の元へお品物が到着した時にとても喜ばれたメッセージをいただきました。

気に入っていただけましたので、次のお直しされたいバッグのご相談もいただき、このように諦めることなく、大切なお品物を末長くお使いいただく為にお役に立てることが嬉しく思います。

お品物一つとっても、ブランド職人の想い、デザイナーのこだわり、使う人の想い(過去と未来)を出来る限り、我々職人は汲み取りながら作業にあたっております。

職人としてフェイクとリアルを考えることが需要であり、ただただ直すということはフェイクだと考えています。
では、リアルを追求するとはどういうことなのか?
それは、直したお品物がお客様の手に渡った時からが我々の役割の成果だと考えております。
直すことを目的にするのではなく、使い続けることを目的としてお直しをし、そこに加えて、ブランド価値やそのお品物の表情を出来る限り損なわないリペアを心掛けております。

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